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執筆者の写真Hal Furuta

鳥凧

更新日:2020年10月22日


弊社からクルマでおよそ10分ほどすると福島潟という美しい水辺があります。220種以上の野鳥、450種以上の植物が生息する新潟市北区にある自然公園で、そこにはビュー福島潟とよばれる自然観察の場であり地域の憩いの場となっています。 野鳥が建物に衝突することを避ける目的で壁にアールをつけ、ほぼ全面をガラス張りとしているそうですが、これがなかなかスタイリッシュ。建物の中に入りますと、地場の産業に関連するグッズ販売が行われていたり、カフェもあってにぎやかです。 吹き抜けの天井を見上げてみますと、何やら面白いモノを見つけることができます。ここ福島潟に飛来するオオヒシクイの等身大の模型です。 紙と竹ひごから作られた凧なのだそうで、実際に飛ばしているところを見たことがあるのですが仲間だと勘違いするのか外敵だと思うのか、多くの鳶やカラスがその周囲を取り囲んでいました。 それだけリアルにできている証拠なのですが、案外この施設に訪れる人たちはこの珍しい凧の存在を知らずに通り過ぎることが大いようです。お立ち寄りの際には、ぜひ吹き抜けの天井にぶら下がる鳥凧を眺めてみていただきたいと思います。

MOLEN

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