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モーレンのオートマタ展で見かけるタペストリーに描かれるコーンウォールの旗を見る時、スプーナー夫人の手作りランチとコーニッシュクリームに想いを馳せる私でした。

執筆者の写真: Hal FurutaHal Furuta

更新日:2020年10月22日



モーレンのオートマタ展で、まれにアクセントとして使用する縦長のタペストリーがあります。そこには黒地に白抜き十字で描かれている旗が描かれています。(タペの左上) 実は、このタペストリーの最初のデザインでは、ユニオンジャックを用いる予定だったのですが、作者ポール・スプーナー/Paul Spooner氏の要望で、今のデザインに変更しました。 では、この白十字は何か?といいますと、作者が住む英国・コーンウォール地方の旗なのです。聖ピランの旗と呼ばれているようですウィキペディアによりますと「聖ピランは、スズを見つけた際に黒炭や灰の中に白いスズがあるのを見てこのふたつの色を採用した」と書かれていました。 ポール・スプーナー氏は、この地域の旗に大変なこだわりを持っていて弊社の展覧会では、彼の意向をくんでこのデザインになったわけです。 ここに1枚の食卓の写真があります。ポール・スプーナー氏のご自宅に招かれた際に供されたランチです。英国には何度か行きましたが、正直、この当時は自分の口にあう食べ物を見つけることは至難だと考えていました。(生意気を言ってすみません) ところが、このスプーナーの奥様が作ってくださったランチは素晴らしく美味しかった。目が覚めるようでした。それと奥様がおつくりになった料理とは別に、この地方にはコーニッシュクリームという大変優れた食材があります。 それまでさまざまなところで食べたクロテッドクリームとは比較にならないほどです...というと大げさかもしれませんが、英国に行かれることがありましたら、是非一度お試しください。おいしいです。

MOLEN

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