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執筆者の写真Hal Furuta

「書き時計」実演&トークショー大盛況!、その実力とネームバリューに偽りなし。勉強になりました。



【上越科学館  夏の特別展】 「書き時計」を展覧会の期間展示しています。デリケートな作品ですから直接触れたりは出来ませんが、その隣には”動画”が見れる大型ディスプレイを配置しています。 7月23日(日)に、「書き時計」の作者である、鈴木健吾氏を科学館に招き、実演&トークショーを午前、午後にわけて2回実施しました。 あらかじめ大勢のファンが来ることを把握できていたので(館への問い合わせの数)、展覧会場では混乱が生じることを避けるため、急きょ前日の土曜日に実演の場所を実験室に変更せざるを得ないというハプニングも発生するほど。会場には60人分の椅子を並べたものの、実際には80人超の入場者があり立ち見になった方もいました。

実演を終えた後、鈴木完吾氏と直江津駅へと向かい、お互い列車の時間まで余裕があったので、早めの夕食をとることに。年齢が親子以上に離れていて、何を話せばよいのか?と当初は思ったのですが、やはり会話は、オートマタや時計のことに終始しました。脱進機、調速機、アンクル等聞きなれない単語が彼の口から次々に飛び出してきます。 時計の仕組みは、独学だと聞いてビックリ。 ちょっと専門的な話になって申し訳ないのですが、彼の話を聞くまで私は「書き時計」の前面にあるカムをカバーする部品を、単なるフレームだと思っていたのですが、実はそのフレーム自体も動く、つまり大雑把に言えば、大きなカムの役目を果たしていることを教えていただきました。 フレーム(枠)まで動作に一枚噛ませる発想はやっぱり天才だ!常識の枠を超えた発想力に脱帽です。

それと時計の知識の持ち合わせが全く、しかもIT音痴である、私のような年寄りであっても彼は親切に解説してくれる爽やかな青年であったことを付け加えて筆を置きたいと思います。





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