ピーター・マーキーさんの作品「キックダンス」です。 その作品は、色が華やかで見るからに楽しい気持ちにさせてくれます。
この作品では、色ばかりでなく音も大切な演出としてうまく工夫されています。 女性ふたりの脚が上下するのですが、その脚を下げた際に、踵(かかと)が 床に設えられたバー(横ぼう)にあたり「カンッ!」と乾いた音を発します。 まさにダンサーが床を踏み鳴らす際に鳴る、あの小気味よい音を表現しているのです。 4月26日からはじまる釧路市立美術館「英国自動人形展」にも展示しますので、 ご覧になる際の見どころの(聴きどころ?)ひとつとしてご参考になさってください。 *釧路市立美術館・英国自動人形展は4月27日(土)-6月23日