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執筆者の写真Hal Furuta

ドローンはモノづくりの救世主になるのか⁉ その2

更新日:2020年10月8日

docomo skyは昨年の2月に、NTTドコモのドローンビジネスのプラットフォームを目指し、ソーラーパネルの自動点検と解析サービスを開始しました。 セルラーネットワークを活用し常時接続することで、複数台の自動飛行、目視外での遠隔操作、機体情報やフライトの管理、撮影画像データ等をリアルタイムに取得し管理・分析を行うまでの一連の運用をWEB上で管理することを狙いとしているようです。


第一弾は「ソーラーパネル点検」で赤外線カメラを搭載したドローンでパネル表面を撮影、得られたデータを分析することで、ホットスポットと呼ばれる異常箇所を検出し、レポートを作成するところまでを自動で行うことが可能とされます。

これまでは専門知識を有する技術者が必要であったものが、これにより大幅に省力化されるということのようです。またWeb画面上で一元管理できるため、ドローン操縦者のスキル平準化が実現されるとしています。尚、使用されるドローンは日本製で自動制御システム研究所のものです。 前にもこのblogでご紹介しましたが、自動制御システム研究所は、GPSが届かない下水道管のなかを自動飛行し撮影データーを解析するという実績を持つ企業です。 蛇足ながら、ついこの間も国立研究開発法人農業食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター(長いですね)の関連で船舶から離着可能で、高効率魚影撮影ができ、更にその映像伝送技術を開発するためのドローンの研究を行うことを発表するなど目覚ましい活躍を見せています。

Huaweiの問題は、周回遅れと言われる日本のドローンとG5のビジネスをある意味甦らせる最大のチャンスを与えられたわけですから、

GPS機能を使わず画像認識と飛行制御の自動運転を駆使したさまざまな行政サービスや国防システムに大いに役立つ日が来ることはそう遠い話ではなさそうです。

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