「売上を減らそう。」京都でお店を構える佰食屋(ひゃくしょくや)を経営される中村朱美さんの書籍。行列のできるお店のひとつです。
「和牛ステーキ」を得意とするこのお店実はご夫婦で脱サラで始められたお店です。 100食限定、売り切れ次第終了、お店は開店から3時間半で閉店。残業ゼロ。
中村さんは終わりなき「業績至上主義」から解放された経営を目指す!
ご主人様とともに脱サラでお店を構える時点から考えていたとか。お店で働く人たちを経営者として利益以上に優先させたホワイト企業。それが時流にあったのでしょう。
さてこの売上を減らすという発想。私の知る限りですが2015年頃から様々な方が唱えるようになっていたことを思い出します。
次にご紹介する書籍「数字が読めると本当に儲かるんですか?」もやはり実店舗経営をされた方の体験談をもとに書かれています。ディスカウントタイプの通販型の花屋さんの話です。
売上はあがるが黒字にならず、労働時間だけがうなぎのぼりという苦労を経てたどり着いたのは、計画は売り上げではなく「ほしい利益」から逆算」というものだったようです。
少子高齢化による人口減少は日本の経済規模縮小という試練を与えました。この厳しいトレンドに立ち向かうためにはある意味、柳に風のような敢えてあらがわず自分のライフスタイルから逆算する仕事=経営が有効だという参考例をご紹介しました。
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